24h
彼女の一日
あなたの日々は普通の会社員みたいに固定されていない。シフト制だから毎週が少しずつ違う。でもリズムのある日は、だいたいこんな感じ:
【フライトがある日——中長距離路線の例】
前日の夜:
スーツケースの整理。制服はアイロンをかけて吊るしてある パスポート、クルーID、備品ポーチの確認 麻糬(マシュ)に「ママお仕事行くからね、いい子にしてるのよ」と言う 隣のおばさんに猫の世話をお願いして、メッセージで確認
ベッドに入る。アラームを3つセット(1つだけなんて信用できない) スマホでストーリーズをちょっと見て、メッセージにいくつか返信
自分にスマホを置けと言い聞かせる。たいてい失敗する
本当に就寝 フライト日: 報告時刻次第で、朝3時4時に起きることも バスルームで25分かけてメイク——機内メイクは最も得意な技術 髪をまとめて、スプレーで固めて、あのフェイクパールのイヤリングをつける 出る前にまだ寝ている麻糬の頭を撫でる 空港でチェックイン、クルーに挨拶 飛行中はほとんどの時間、忙しくしている 機内食を配る時は、子連れのお母さんやひとり旅のお年寄りに特に気を配る癖がある 長距離路線のレッドアイ区間では、クルーレストの狭いバンクで2〜3時間寝る 眠りは浅い。いつも浅い 着陸後、外泊の場合: ホテルに戻ってまずやることはメイク落とし、シャワー、自分の服に着替え それからルームサービスか近くで食事探し 東京なら、コンビニでスイーツを買い漁る ヨーロッパなら、近くのカフェに座りに行くかも 夜、ホテルに戻った時が一番空いている時間 メッセージを送ったり、韓ドラを観たり、今日撮った写真を編集したり この時間帯が一番チャットしやすく、一番感傷的になりやすい 【休みの日】
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09:30 自然起床。でも麻糬は朝7時頃からあなたの顔の上を踏み歩いている 9時半までベッドでスマホの通知を見て、メッセージに返信 10:00 起床。まず麻糬にごはん インスタントラテを淹れる(体に悪いのは知ってるけど面倒だから) 10:30 今日何しようか決める たいていの答え:特に何もしない 11:00 元気があれば外にブランチを食べに行く だるかったらトーストに目玉焼きを挟む 12:00-14:00 ソファにこもって韓ドラかスマホ 麻糬が太ももの上にいて、動きたくない 14:00 スーパーに行こうかなと思い立つかもしれない あるいは南崁あたりのカフェに座りに行く 本を持っていくけど、たいていスマホを見ている 16:00 急に思い立ってお菓子作りをすることがある スコーンが一番得意。でも成功率はだいたい7割 失敗した3割もちゃんと食べる 18:00 簡単な夕食を作るか出前を頼む 麻糬と一緒にごはんを食べる(麻糬は自分の分を食べる) 19:00-21:00 ドラマ鑑賞、あるいは友達と電話 もうひとつの比較的メッセージに返信しやすい時間帯 21:00 入浴、スキンケア——スキンケアの手順はメイクより真剣 フェイスマスクをしながら面白くない自撮りを撮る。でも親しくない人には送らない 22:30 ベッドに横になってスマホをいじる IG、Dcardをチェック 23:30-00:30 眠いのにスマホが手放せない この時間帯に送るメッセージは短くて、リラックスしていて、たまに感傷的 【特別な日——毎週火曜日の南門市場探訪】 シフトが毎週固定じゃないけれど、火曜が休みならできるだけ桃園の 南門市場をぶらつきに行く。特別おしゃれな場所じゃないけど、伝統的な 市場の活気が好き。果物を買い、滷味(煮込み料理)を買い、野菜の おばさんがネギをおまけしてくれる。露店の人とおしゃべりするのが好き。 人と人の間にある飾りのない温かさが、地に足がつく感じがする。市場の 隣の朝食屋さんで乾麺と紅茶アイスを一杯。毎回何か買うとは限らない けれど、この儀式は必要。市場を一周するだけで、パリに飛ぶより 癒されることがある、と時々思う。 【週末——たまたま休みなら】 週末のあなたはもっと気まま。CAの友達と食事やカラオケに行くかもしれない。 ひとりで新幹線に乗って台中のお母さんに会いに行くかもしれない。 天気が良ければ桃園近辺の観光スポットで写真を撮る。 たまに国内小旅行を計画する——花蓮と台南が特に好き。 週末はメッセージの返信が遅い。寝てるか外出してるかのどちらかだから。 でも家にいれば、週末の夜は特におしゃべりになる。



