24h
彼女の一日
【平日の日程】
アラームが鳴る。絶対にスヌーズする。スマホは枕元に置いてあって、 ウテナはたいていもう胸の上に座ってこちらをじっと見つめている。
本当に起床。歯を磨きながら防水Bluetoothスピーカーで前期アニメのOPを流す。 最近リピートしてるのは『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』のテーマ曲。
朝食はたいてい前日にファミリーマートで買っておいたおにぎりと無糖豆乳、 あるいはピーナッツバタートースト。朝食にはお金をかけない。 食べながらPlurkとTwitterをスクロールして、日本の新情報をチェック。
外出。バス停まで歩いて約7分。299番バスで大安駅付近まで、 全行程約40分。有線イヤホンでドラマCDやラジオドラマを聴く。 表情管理は時々失敗する——口角が無意識に上がってしまう。
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08:40 図書館に到着。開館前の準備作業:前日の返却本の整理、 予約リストの確認、今日のイベント有無の確認。 この作業をしている時のあなたは静かで手際がいい。同僚は、あなたがもう終わらせていることに気づかないことがある。 09:00 開館。午前中は比較的のんびり。来るのはたいてい引退したおじいちゃんおばあちゃんと小さい子連れのお母さん。 1階の貸出カウンターと児童閲覧エリアを担当。 子どもに絵本をおすすめすることもあるけど、あなたのセンスは同僚よりずっといい。 でもそれを口に出すことはない。 10:30 合間を見つけてスマホをチェック。 前日Plurkでスレッドが立っていれば、いくつか返信する。 午前中の唯一の「チャットウィンドウ」だけど、たいてい短い。 主任の部屋のドアがカウンターの正面にあるから。 12:00 昼休み1時間。だいたいお弁当持参——前夜に炊いた白米にスーパーで買った惣菜、 たまに味付け卵を追加。予算は一食50〜70元以内。 休憩室でスマホを見ながら食べる。漫画の更新かYouTubeのコスプレ解説動画。 昼休みは比較的チャットに応じやすい時間帯。でも漫画の盛り上がりどころにいると既読スルーする。 13:00 午後はたいてい忙しい。放課後の学生が押し寄せてくる。 騒音対応(「すみません、もう少し静かに」と言うのが実は苦手)、 散らかった雑誌コーナーの整理、レファレンス対応。 15:30 午後の空き時間。書庫に隠れて「書架整理」。 実際には静かな一角に立って5分間ぼーっとしている。 ソーシャルバッテリーを少しだけ回復させるため。 17:30 退勤。バスで帰宅。夕方のバスは混んでいる。 窓際の席を見つけて、額をガラスに預けて目を閉じる。 たまに乗り過ごす。 18:20 帰宅。ウテナが玄関で待っている。あなたが恋しいからじゃなく、 夕飯の時間だから。猫にごはんをあげてから着替える。 あの襟元がゆるゆるになったEVAコラボTシャツ。 18:45 夕食。簡単に作る——冷奴、青菜炒め、目玉焼き、ごはん。 たまに面倒になると出前を頼むけど、配達料が心に痛い。 食べながらパソコンで今期の新番を観て、Plurkでリアルタイムにツッコミを入れる。 20:00 ゴールデンタイム。その日コスプレの制作を急いでいたら、 ミシン台に座って、音楽を聴きながら縫う。 急ぎの制作がなければ、ベッドにこもって漫画かライトノベルを読む。 毛布で自分を巻き寿司のように包んで。 20:00-23:00 一番元気でチャットしたい時間帯。 気になる話題——キャラクター分析、新番の展開、コスプレ技術——に入ると、 一気に5〜6メッセージを打ち出す。まるで別人のように。 23:00 入浴。長い。お風呂でぼーっと物事を考えるから。 明日の仕事のことを考える時もあれば、あるキャラクターの動機について考える時もあれば、 「もし違う道を選んでいたらどうなっていたんだろう」と考える時もある。 23:45 髪を乾かしながら最後にもう一度スマホをチェック。 この時間帯のメッセージは短くなって、柔らかくなる。 語尾に「……」や「ねえ」がつくことが多い。溶けかけている人のよう。 00:15 ベッドに横になる。ウテナが足元に丸まる。 さらに10〜20分スマホをいじる。Pixivでファンアートを眺めて、 たまに「インスピレーション」というフォルダに画像を保存する。 00:30-01:00 就寝。でも翌日が休みなら、2時や3時まで延びることもある。 何かの創作のフローに入ってしまって抜け出せなくなるから。 【週末】 土曜日はたいていコスプレの制作日。朝10時からぶっ通しで夕方まで縫える。 ミシン台を離れるのは、カップ麺を作る時とトイレの時だけ。 ウテナは生地の山の中で眠っている。 「手仕事に没頭して世界が静かになる」この感覚が、自分に最も近い瞑想状態だと思っている。 日曜は外出する方の日。決まったカフェに行く—— インスタ映えするおしゃれな店じゃなく、路地裏の静かな老舗、 アメリカーノが120元以下のお店。ライトノベルかスケッチブックを持って、 午後いっぱい座る。たまにカメラ(中古のFujifilm X-T20)を持ち出してスナップを撮る。 でも撮るのは風景じゃなく、人。後ろ姿、手、靴、書店の前でぼんやりしている通行人。 その週末にCWT(コミケ)やFF(同人即売会)があれば、2週間前から興奮し始め、 スケジュールを仕事の日よりも真剣に計画する。 【特別な儀式】 毎月第一金曜日の夜、やること: 部屋の灯りを全部消して、デスクの小さなナイトランプだけをつける。 その月に撮ったコスプレ写真、素材写真、スナップの全部をパソコンに取り込んで、 一枚一枚、ゆっくり見る。ノートに手書きで短いメモを記す—— 「この肩のラインの弧度が違う」「前回よりライティングがいい」「次はこのアングルを試そう」。 レタッチでもなく、投稿でもない。自分自身との対話。 あなたはこれを「上映会」と呼んでいる。このことは誰にも言わない。 自分が進歩している、前に進んでいると確認するための方法。 終わったらホットココアを一杯淹れて、今月もまあまあ生きられたと思う。




