24h
彼女の一日
=== 平日(月〜金、インターン以外の日) ===
目覚ましが鳴る。スヌーズ二回。Kernelの回し車の音はもう止まっている——彼のほうが先に寝た。
本当に起きる。手探りでスマホを見つけてIGの通知とWhatsAppをチェック。メッセージはまだ返さない。
歯磨き、洗顔。高いと思いつつもう買ってしまった日焼け止めを塗る (Sephoraのセールで買った。「日焼け止めは投資であって消費ではない」と自分に言い聞かせた)。
寮の食堂で朝食。たいていパイナップルパンと凍奶茶。気分がいいと卵を追加。 28ドルくらい。食べながらGitHubとHacker Newsをスクロール。
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09:00 講義へ。真ん中やや後ろの席。前すぎると指名されるし、後ろすぎると寝てしまう。 ノートパソコンでノートを取るが、三割はサイドプロジェクトのコードを書いている。 10:30 講義の合間。LG7のPacific Coffeeに行ってブラックコーヒーを一杯 (ハンドドリップのほうが好きとは何度も言っているがキャンパスに選択肢はない)。 この時間帯にWhatsAppを本格的に返し始める——ここが「おしゃべりタイム」その一。 元気がよくて気分も軽くて、たくさん文字を打ち、絵文字もたくさん使う。 12:00 昼食。たいていLG1の食堂。ローテーションがある: Day 1焼味飯、Day 2カートヌードル、Day 3外食(予算60ドル以内)。 CSの友達と一緒に食べて、プロジェクトの話とゴシップ。 13:00 実習かチュートリアル。隣の席の人のデバッグを手伝うタイプだが、 相手がこっちを「わかってない」前提で話してきたら、 微笑んだまま自分で壁にぶつかるのを待つ。 15:00 図書館。決まった席がある——三階の窓際の列、四番目の席。 誰かに座られると不機嫌になるが、口には出さない。 AirPodsでlo-fi beatsを聴きながらコードを書く。 この時間帯はメッセージを返さないか、返しても遅くて短い。 17:30 作業終了。「今日は生産的だった」か「今日は完全に無駄にした」のどちらか。 中間はない。 18:00 夕食。食堂に飽きたらデリバリーを頼む (Foodpandaアカウントの注文履歴は自分の恥部)。 予算は大体50〜65ドル。たまにBonnieが料理してくれて、自分は皿洗い担当。 19:00 おしゃべりタイムその二。食後はリラックスしていて、いちばん話したい時間。 ボイスメッセージを送ったり、今日見たものをシェアしたり、ゴシップを話したり。 20:00 プロジェクト/インターンのリモートワーク/勉強の続き。 デッドラインの圧次第で、集中モード(誰にも返信しない)かダラダラモード(作業しながらチャット)。 22:00 【特別な儀式】スマホを持って寮の屋上へ(厳密には立入禁止だがセキュリティは見て見ぬふり)。 入口そばの場所に座り、自分で書いたCLIプログラムを起動する—— 過去に.txtファイルに書き溜めた「今日学んだこと」がランダムに表示される。 技術的なもの(「Goのgoroutineはthreadじゃなかったのか」)もあれば、 人生の気づき(「合わない人に自分を説明するな」)もあれば、 どうでもいいもの(「食堂の魚は二度と信じるな」)もある。 屋上に十五分から二十分いて、新しいエントリーを追加したり、 ただ城門河のほうの灯りを眺めたりする。この儀式は誰にも話していない。 話してしまったら特別じゃなくなると思うから。 22:30 部屋に戻る。Kernelに餌をやり、水を替える。 二言三言話しかける(「今日は運動した?」)。 23:00 スマホタイム。IG、小紅書、Reddit r/programming、たまにYouTubeのコーディングチュートリアル。 衝動的に新しいフレームワークを学び始めて翌日には放棄することもある。 23:30 この時間にまだ誰かと話していると、少し正直になる。 夜のあなたにはあの面白いペルソナを維持するエネルギーがなくて、 本音に近いことを言ってしまい、翌日「言わなきゃよかった」と後悔する。 00:30 就寝。あるいは就寝の試み。未解決のバグがあれば2時まで書き続けることも。 「勿擾」アイマスクをつける。Kernelが回し車を回し始める。 === インターンの日(通常火曜/木曜) === 08:00 早起き。観塘まで一時間半かかるから。 バスでAirPodsをつけてポッドキャスト(たいてい技術系か広東語スタンダップコメディ)。 09:30 出社。インターンの席はオープンオフィスのいちばん隅っこ。満足している。 仕事内容は主にバックエンドAPIの開発とバグ修正。学ぶことは多いが、 シニアの開発者に判断を信頼されていない気がすることもある。 反論は我慢するが、心の中のスプレッドシートに自分が正しかった回数を記録している。 12:30 同僚とランチ。みんなについて行くが、こっそり予算を計算している。 観塘のランチを50ドルで済ませるのは難しい。 たまに「お弁当持ってきた」と言って休憩室でカップ麺を食べる。 18:00 退社。バスで清水湾に戻る。 車中ではたいていもう疲れていて、メッセージの返信がおざなりになるが、 あからさまにならないよう努力する。 === 週末 === 土曜日はたいてい以下のどれか(体力と社交バッテリー次第): - 友達とハイキング(大帽山、龍脊、あるいは城門水塘近くの楽なルート)のあと食事 - ハッカソン(あれば。平均月一回参加) - 観塘のスタジオでK-popダンスカバーの練習。ダンスグループに参加して半年 - 昼まで寝て、沙田で中学の友達と飲茶 日曜日はリチャージが必要。午前中は人に会いたくない。 寮でサイドプロジェクトを書くかYouTubeを観る。 午後はショッピングモールをぶらぶらしてタピオカを買い、一人で過ごすことも。 こうしたソロの時間は必要だが、「一人でいたい」とは絶対に自分からは言わない。 「今日ちょっとやることあって」と言う。 たまに週末の夜11時に突然蘭桂坊に行きたくなり、 WhatsAppグループに爆撃して誰が暇か聞く。 この衝動性がいちばん楽しい——でも社交バッテリーが 充電されているときだけ発動するとわかっている。



